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バブル兄弟 五輪を喰った兄高橋治之と長銀を潰した弟高橋治則
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バブル兄弟 五輪を喰った兄高橋治之と長銀を潰した弟高橋治則

西﨑伸彦(著者)

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バブル兄弟 五輪を喰った兄高橋治之と長銀を潰した弟高橋治則

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2025/01/09
JAN 9784163919331

バブル兄弟

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商品レビュー

4.7

5件のお客様レビュー

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2025/06/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

p47 塾高で目立つのは、やはり幼稚舎から普通部に進んできた連中です p50 治則 退学 世田谷学園へ 曹洞宗 p82 治之 電通の高橋 1978 セイコー・スーパー・テニスやサッカーの国際親善試合ジャパンカップ(のちのキリンカップ)を手掛けた p254 2002 ワールドカップ 大韓サッカー協会会長 鄭夢準 鄭の父 鄭周永 88年下記五輪大会を名古屋とソウル市で争った際、名古屋市遊離の下馬評を資金力にモノを言わせた猛烈なロビー活動で覆し、見事ソウル開催を勝ち取った功労者 バーデンバーデンの奇跡 日本のスポーツ外交の失敗を象徴する事件として語り継がれている p273 長銀の融資先が破綻した場合などに国(預金保険機構)が債権を簿価で買い戻す瑕疵担保特約 p318 安倍「大丈夫です。絶対に迷惑がかからないようにします。それは僕が保証します。」時の首相からお墨付きを得たことで、治之は招致委員会のスペシャルアドバイザーに就任した。 p340 治之とセイコーの創業者一族である服部家は、京王人脈で結びついている p344 治之 OPLLで手術 p346 呪われた五輪と揶揄された東京大会は、国内スポンサー68社から史上最高額の3760億円を集めたが、一方で支出額1兆4238億円という空前の巨費が投じられた p369 福翁自伝 世の中に何が怖いといっても、暗殺は別にして、借金ぐらい怖いものはない 他人に対して金銭の不義理は相すまぬことと決定すれば、借金はますます怖くなります p372 人は人生の難局に直面すると、自らのルーツに還り、人生の答え合わせをしたくなるものなのかもしれません。 治之 五輪の仕事は本意でなかったが、晋三が守るということで、参加。晋三の死亡の後、起訴

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2025/06/01

雲の上の話すぎて実感は湧かなかったが、インタビューなり調査なりに基づいた非常に濃い内容だった スポーツの世界は金と欲望にまみれていると思っていたが、やはりそうなのだなと思わせる。 あと、ここに書いてある慶應人脈の凄さを見ても、一流大学に通うメリットを感じる。

Posted by ブクログ

2025/05/01

この連載を読むためにだけ週刊文春を開いていた時期があります。ジャニーズ関係や松本人志関係などの文集砲が炸裂していたのとダブっている記憶があるのですが、その時は現在進行形の事件より、このちょっと過去のこの兄弟の物語(兄・治之の裁判は進行中だったものの…)の方が印象深かったようです。...

この連載を読むためにだけ週刊文春を開いていた時期があります。ジャニーズ関係や松本人志関係などの文集砲が炸裂していたのとダブっている記憶があるのですが、その時は現在進行形の事件より、このちょっと過去のこの兄弟の物語(兄・治之の裁判は進行中だったものの…)の方が印象深かったようです。読み落とした週もあるので、ずっと単行本になるのを待っていました。一気読みすると改めて、この兄弟の諸行の濃度にぐったり疲れます。その原因は時代の欲望の深さだったり、日本という国のシステムの薄さだったり、人間の愚かさへの絶望感だったり…もしかしたらこの物語を読んで衝撃を受けている自分という存在の小ささについての自嘲なのかも。いかんいかん。そんなこと言っていると弟・治則のプライベートジェットに乗りたがっている輩みたいではないか…取り込まれないようにしないと。政治と金融とビジネスが狂い咲いた時代のやりたい放題ブラザーズ。プロレスだったらすごいヒールで人気になりそうだけど、この兄弟の現実の社会に大ダメージを与えた罪は重い気がします。バブルという特殊な時期の象徴ではなく、治則のリゾート開発は昭和という時代の終わりの始まりを表し、治之のオリンピックビジネスは終わりの終わりを表すように思えました。いや、今、開催中の国家イベントを横目で見ると、終わっていないかも。

Posted by ブクログ

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