

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2022/06/30 |
JAN | 9784098613175 |
- コミック
- 小学館
チ。 ―地球の運動について―(第8集)
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チ。 ―地球の運動について―(第8集)
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商品レビュー
4.3
81件のお客様レビュー
ガリレオ以前にこれほどの歴史とストーリーがあったことに、まず驚いた。 この本を通して「人間賛美」をテーマとして扱っているのかなと解釈した。唯一考えることができる人間の素晴らしさ。そこには正義同士の争いや、自分に対する喪失感があるかもしれないがその迷いこそが人間の美しさという哲学を...
ガリレオ以前にこれほどの歴史とストーリーがあったことに、まず驚いた。 この本を通して「人間賛美」をテーマとして扱っているのかなと解釈した。唯一考えることができる人間の素晴らしさ。そこには正義同士の争いや、自分に対する喪失感があるかもしれないがその迷いこそが人間の美しさという哲学を受け取ったきがした。
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- ネタバレ
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アントニ司教に「勘違い」と言われた時のノヴァクの 絶望… ラファウの最期に痛みを感じたが、それを無視したと いうノヴァク。自分のその感情に問いかけることなく 考えることを拒否した結果だとは言え、勘違いという 一言で片付けられては堪らない。 たった一人の人間(司教)の考えで、教えに反するこ とかどうかが決まるというのは恐ろしい。 でも最後にヨレンタに”会えた”のは良かった。 突然、舞台がポーランドに移った時は驚いたけど、そ れまでの話は、よく聞くようにパラレル世界なのかも しれないし、こういう事があったかもしれないという フィクションかな。 まぁ アルベルトの若い頃のことは知られてないような ので、ポーランド部分も大学入学以外はフィクション ではあるはずだけど。 成長したラファウに会えたのは嬉しかったけど…あの まま成長していたら、そうなってたんだろうと納得は するけれど…もう少し優しい彼に会いたかった。 最初のラファウは子供の頃に亡くなってるし、どの時 代にもラファウのような人はいるという事? 疑い、考え続けることをやめないように、ですね。
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地動説から プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神まで。 信じることと疑うことの矛盾ができるのが人間。 語りたいことは山ほどあるが。 最後にラファウ自体も相対化されているのがいいし、これがおそらく、現代の様々なものを繋げて探究してしまう、陰謀論を書こうと思ったキッカケにも...
地動説から プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神まで。 信じることと疑うことの矛盾ができるのが人間。 語りたいことは山ほどあるが。 最後にラファウ自体も相対化されているのがいいし、これがおそらく、現代の様々なものを繋げて探究してしまう、陰謀論を書こうと思ったキッカケにもなっているのかも。 神が死んだ時に、 大学でまなびたくない、という自分の希望をねじまげて、倒立させて、その思想に染まる、ルサンチマンは良くない。 神が死んだ時、信念を持てるか。そして次世代に贈与することが自分の死に繋がったとしても良いか。それはつまり、生き甲斐を、神、信仰、死後の世界なしで見いだせたということ。
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